パン屋たね (石川県・金沢市)

2014.10.01
古都金沢の人気店「パン屋たね」のパンがパンスタジアムに届く。
店名の「たね」の意味は、パン屋を始めた頃からの一つ一つの小さな出来事の積み重ねの中で、美味しいパンが焼けるようになったり、パンへの自分の想いがお客様に伝わっていったりという経験があり、「たね」を蒔いて、育てて、実る・・・そしてまた、「たね」を蒔くという感覚に近いからとのこと。
常にパン作りに真摯に向き合っている藤田シェフらしい話。
「パンスタジアム」には秋らしいパンたちが届く予定。石川県で摂れた栗やさつまいもなどを使い、素材の美味しさがそのまま伝わるよう丁寧に仕上げられている。
たね 栗抹茶
「栗抹茶」は、抹茶生地に濃茶ペーストを巻き込み、能登・穴水の「うしやち農園」さんの能登栗の渋皮煮がまるごと1個入ったパン。キューブ型の形も、鮮やかな色も目を引き、食べると栗の美味しさがストレートに伝わってくる和菓子のようなパン。
たね 「能登栗のトルサード」
「能登栗のトルサード」は、バゲット生地で能登栗を包んだパン。齧ると中から濃厚な味の栗がコロコロと出てくる楽しいパン。
たね 「五郎島金時のリュスティック」
小麦の味わいが楽しめるリュスティックに、金沢野菜、五郎島金時の美味しさをプラス。素材の美味しさがそのまま伝わってくるシンプルなパン。
「バゲットカンパーニュ」は、「パン屋たね」の基本が詰まったパン。藤田シェフおすすめ。
藤田シェフからパンスタジアムのお客様へのメッセージ:
「金沢市南部にある小さなパン屋です。今回は石川県産の良質素材を使用したパンをご用意いたします。これを機会に「金沢に行ってみようかなぁ」と思っていただけると嬉しいです。『北陸新幹線 2015年春 開業』 ぜひ、お待ちしております!」とのこと。
「たね」のHPより:
食品に最も必要なのは「安全性」。素材、製法、販売それぞれに「安全性」を失う物があっては食品としては失格です。
次に「美味しさ」。美味しくなくては、いくら安全と言われても食べ続ける事は出来ません。「美味しさ」の判断基準には個人差がありますが、小麦や各素材の持ち味をきちんと生かしさえすれば、ほとんどの人が「美味しい」と感じるはずだと思います。
それと「見た目の美しさ」も必要です。パンはほとんどが茶色ですが、ハードなパンとソフトなパン、それぞれに違う色をしています。パンの味を連想させる色、見た目になっていなくてはいけません。形やクープ(切れ目)にも意味がなくてはならないのです。これらの点をクリアしてやっと「語れる」パンになります。(藤田)(http://www.ta-ne.com/
パン屋 たね
所在地 / 石川県 金沢市 富樫1丁目7-8
定休日 / 月曜・第3日曜
営業時間 / 9:00~19:00
この記事を執筆したパンライター
編集部たかこ( 神奈川県 / 女性 )
パンとパン屋さんが大好きなパンおたくです。 「パンを食べると幸せな気分になる」というこの気持ちをみんなで共有したいと日々パンスタで活動しています。パンスタ青木たかこ。トースターマニア。トースト料理研究家。

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