きんいろぱん屋は、農事組合法人アグリ平泉が経営している、平泉長島地区の農家さんたちによってつくられた農業団体である。「ナンブコムギ」「ゆきちから」そして幻の「コユキコムギ」。地元平泉産の小麦3種でパンを焼いている。アグリ平泉が管理する毛越寺産直所「あやめ」内に「きんいろぱん屋」が開店したのは、2010年2月20日。地元＆マニア＆観光客に愛されるパン屋を目指してがんばっている。

現在は約30種類のパンを販売、2011年6月、この地が世界遺産に登録決定してからは観光スポットとして世界中から多くの観光客が訪れパンを購入していく。平泉のお土産として看板商品にまで昇りつめた「きんいろあんぱん」（つぶあん、こしあん、ごま、くるみ）や世界遺産登録を記念した「弁慶のわらじ」というご当地パンなど、訪れる人々の注目をあびている。きんいろぱん屋さんは、今回の出店を通じて皆に食べてもらう事をとても楽しみにしている。独特の香り、力強さ、ソフト感、それぞれの小麦の持ち味を活かした平泉生まれのパン。「パンスタジアム」は、それらを舌で感じ味わえる貴重な機会だ。

最後に、きんいろぱん屋さんから「パンスタジアム」に心のこもったメッセージが届きました。
「世界遺産に登録された岩手県平泉町で、自家栽培している3種類の小麦を自家製天然酵母で焼いています。他では味わうことができない「コユキコムギ」のパンは小麦本来の甘みと香りが強く感じられます。3種類の小麦の食べ比べを楽しんでみてください。」