皆さん朝食は何を食べていますか?
私はパンマニア・トースターマニアということもあって、基本的に家族の分も含めて食パンをトーストしています。
本記事では、少し工夫するだけで食パンのトーストが劇的に美味しくなるポイントを5つご紹介します。
とても簡単なことなので、皆さんも取り入れて毎日のトーストが美味しくなると嬉しいです。
食パンを劇的に美味しくトーストする3つのポイント
食パンをトーストする際に、工夫するポイントは3つあります。
それは「カット」と「水分」と「向き」です。
もし時間的な余裕があれば、「余熱」が加わると、更に美味しくなります。
それでは、この3+1のポイントについて、1つずつ解説していきます。
ポイント①:カット
カットとは、食パンをトーストする前に入れる切れ目のことです。
食パンを苦手とする理由の1つに、「耳が硬い」「耳の当りがパサつく」といったことが挙げられます。
実際、食パンの外側(耳)と内側(白いパン生地)は、食感も味も全く異なりますので、熱の通し具合も変えてあげないと美味しく焼き上がりません。
「カットは田の字切り」
では、どのようにカットすれば良いか?
こちらの写真のように「田」の字型に切れ込みを入れます。
深さは半分に行くか行かないかぐらいです。
このカットを入れるだけで、耳がお美味しく焼きあがり、それでいて白いパン生地は焼け過ぎず、絶妙な食感になります。
▼詳しくはコチラにまとめてありますので、リンクを載せておきます。
ポイント②:水分
トーストする際の注意点の1つが、パンの水分です。
加熱すると、どうしてもパンの水分が失われてしまい、それが原因でパサついて食べにくくなります。
これを防ぐ方法としてお勧めしたいのが、パンに霧吹きです。
▼霧吹きのやり方をコチラで説明しています。
霧吹きは、食パンの表・裏の両方に少し遠目から行います。
全体になるべく均一にかかるようにします。
これは食パンに限らず、スライスしたカンパーニュやベーグルなどでも使える方法で、これで日本人が大好きな「もっちり」感が出てます。
ポイント③:向き
最後のポイントは、「向き」です。この向きには「パンの向き」と「トースターの向き」があります。
「パンの向き」
食パンに限らず、パンには上と下の向きがあります。
各食パンは見た目は四角形で方向感がなさそうにも思える方もいるかと思いますが、箱に入れて焼き上ますので「上」と「下」があります。
耳が上側の方は柔らかく、下側の方は硬めに焼き上がっています。
パン屋さんやスーパーで売られている状態も、上・下は正しい向きになって置かれていて、袋詰めも正しい向きのままです。
もし分かりいくい食パンがありましたら、買った時の袋に入っている向きのままで上・下を判断してください。
「トースターの向き」
トースターは、基本的に全面が覗けるような透明構造になっています。
焼き加減を目で確認できますので、とても便利で無いと困りますが、この構造が故に、庫内の温度にムラが生じます。
基本的に、覗き窓のある前面の方が温度が低いので、焼け具合も弱くなりがちです。
そのため、良く焼きたい方を奥にすると、全体的が程よく焼き上がりやすいです。
パンの下を奥に、上を手前にしてトースターに入れる
パンは下の方が耳がしっかりして、密度も高くなっていますので、下を庫内の奥に、上を手前に入れます。
こうすることで、より均一に熱が加わりやすくなります。
上を奥に入れている方が割と多いようですので、特に手間の掛からないポイントですので、是非、実践してみてください。
ポイント+α
最後に、もし余裕があれば取り入れてもらいたい点は、「余熱」です。
トースターによっては、説明書などで余熱を推奨されているものもあります。
お菓子作りの時のオーブンと一緒で、予め余熱をして庫内の温度をトーストする時と同じ温度に保っていることで、より均一に・短い時間で焼き上げることができます。
トーストの敵は水分を失うことにあります。
トースト時間を短くするだけで、パンの内部の水分が失われずに済みますので、より「もっちり」とした仕上がりになります。
食パンを美味しくトーストしてくれるトースター
ここまで、食パンを劇的に美味しくトーストする3+1のポイントを紹介しました。
実は、これらのポイントはトースターの方で解決してくれているものもあります。
より美味しいトーストを食べたい!という方は、以下のトースターを次の買い替え候補に挙げてみてもらえればと思います。
短時間で焼き上げるアラジンのトースター
アラジンのトースターは、0.2秒で発熱するという速さが魅力です。
トーストを短時間で仕上げてくれますので、水分が失われにくいです。
▼詳しくはコチラの記事で解説していますので、リンクを載せておきます。
随分を補いながらトーストするBALMUDAのトースター
BALMUDAは、「スチームテクノロジー」という仕組みが搭載されていて、トースターに水を加えて焼き上げることができます。
トーストの最中に庫内がスチームで満たされますので、パンの中がふわっと仕上がります。
▼詳しくはコチラの記事で解説していますので、リンクを載せておきます。
ポップアップトースター
ポップアップトースターは、箱型のオーブントースターと違って熱源がパンに近いのが特徴です。
そのため、表面をカリッと美味しく焼き上げてくれます。
▼ポップアップトースターのメリット・デメリットについて、こちらの記事で詳しく解説していますので、リンクを載せておきます。
まとめ
食パンを劇的に美味しくトーストするポイント、そして、美味しくトーストできるトースターについて取り上げました。
毎日、トーストを食べているという方は、是非、参考にしてみてください。