あの百科事典で名高い平凡社よりパンの図鑑が発売されています。
「世界のパン図鑑」監修 大和田聡子
http://www.amazon.co.jp/決定版-世界のパン図鑑-大和田-聡子/dp/4582632173
掲載されているパンアイテムは224種。表紙もシックでなかなか大人っぽい仕上がりです。
本を監修された大和田さんは、この春から仕事の合間を縫ってこつこつと
資料集めをし、パンマニアでもある友人のライターさんややはり知り合いのプロカメラマンとタッグを組んでようやく一冊の本にまとめあげました。
掲載するにあたりパンの絞り込みには苦労したと言います。
まだまだ載せたかったパンは無限にあり、かといって一般的なパンを外す訳にはいかず、ひとつひとつのパンが自分の子供のように親しみを感じている彼女にとっては大変な作業であったに違いありません。
図鑑ですからたとえ日本では入手が難しいパンでも「パン写真」は必須なわけで、そんな時どうしたかと言いますと大和田さんは自ら生地を捏ねお気に入りの真っ赤なオーブンで焼き上げ再現し掲載しました。
ページをめくるとパンの発祥の地、原点であるメソポタミアのパン紹介から始まっています。この本には普段なかなか口にする事のない珍しいパン、また、日頃親しんでいる国のパンについてもその成り立ちや背景、意外な食べ方等興味深い事柄が満載です。
奇麗に撮られた写真をながめているだけでもその国へ行って味を確かめたくなる!そんな素敵な「パンの百科事典」です。
ご興味ある皆様、書店でまたはネットにてご購入ください。
うん、そうそう!もしも可能な方は是非ワルンロティに行かれて
こゆき小麦のパンと一緒に本をながめてみてください。
(パン店「ワルンロティ」でも本を販売しています)
そして、もしも大和田さんがつくったパンをみつけることが出来たらぜひ
彼女に伝えてください。きっと喜ばれると思います。