トースターの革命児「三菱ブレッドオーブン」
高級食パンブームのいま、「毎朝のパンを美味しく食べたい!」と思っている人は多いと思います。そんな中、当然、高機能トースターにも注目が集まっています。
今春に発売されたトースター「三菱ブレッドオーブン」は、見た目のインパクトと、「究極の一枚焼き」ということで話題になりました。
3月の発売直後から数か月愛用した筆者が、その使用感等を正直にレポートしようと思います。トースターの買い替え等を検討している人の参考になればと思います。
トーストの新境地「生トースト」
「生食パン」ってありますよね。焼かずにそのまま食べても「ふかふかしっとり食感」で、おいしいというもの。
「三菱ブレッドオーブン」の焼き色1で焼く「生トースト」は、普通の食パンでも「ふかふかしっとり」、さらに「ほかほか」。まるでパン屋さんの焼き窯から出てきたばかりの食パンのようです。焼き立ては、ふんわりと甘いパンの香りが広がります。
夢のレシピが実現した、半熟卵が絶妙「ラピュタトースト」
このトーストは、我が家では「パズートースト」と呼んでいますが、育ち盛り中2息子の大好物。男子が泣いて喜ぶトーストです。
作り方はとても簡単。5枚切りの食パンの上にマヨネーズで四角く土手を作り、中に卵を一個割入れ、クレイジーソルトとパルメザンチーズをかけ、「三菱ブレッドオーブン」でトーストするだけ。ポイントはただひとつ「三菱ブレッドオーブン」を使うということだけです。
密封断熱構造と上下ヒーターにより、失敗することなく、誰でも理想的な半熟卵のトーストを焼くことができます。
一見すると普通のトースターでもできそうにも思いますが、チャレンジ精神旺盛な人はぜひ試してみればわかると思います。きっと卵は生、パンがまる焦げの残念なトーストになることでしょう。
まるでスフレのような口溶けの「フレンチトースト」
「三菱ブレッドオーブン」で作るトーストの中で、もっとも私が気に入っているのがこの「フレンチトースト」。
体験会で初めて試食した時から虜に。私が購入を決意したメニュー。
蓋を開けた瞬間の甘い香りと、ふっくらと膨らんだしたフレンチトーストの姿は何度見てもうっとり。
普段、自宅で作るフライパンのフレンチトーストとは全く別物。
卵と水蒸気の力でふんわり、まるでスフレのような繊細な口溶けの「フレンチトースト」です。もしあれば、バニラビーンズやグランマルニエなども使うとさらに極上になります。
だた20分ほどかかるため、時間がない朝にはお勧めできないメニューです。
ゆっくりと楽しみながら焼き上がりを待ち、そして焼き上がりの熱々を楽しむのがポイントです。まるでスフレのような「フレンチトースト」です。
お好みで粉砂糖やメープルシロップなどをかけても。
レシピは、メーカーページを参考にしています。
焼き色はボタン一つの操作で5段階
焼き色は、ふかふか食感のから、サクサク食感までの5段階が選べます。
密封断熱構造なので、耳まで柔らかいふかふか食感の「生トースト」も、
耳までサクサクのこんがり焼きも、どちらも中は熱々しっとり。通常のトースターよりも、食パンの甘みや香りがしっかりと感じられるのが特徴です。
コンパクトサイズなのでダイニングテーブルに
ダイニングテーブルでも邪魔にならないコンパクトサイズ。そして、色も形もスタイリッシュなので、我が家のリビングの家具とも相性が良いです。
また、操作が簡単なので子供でも使えると思います。
(内部が非常に高温になるため小さいお子さんには注意が必要です。)
購入前の注意点としては、一枚焼きなので、正直、家族が多い場合は少し不便に感じるかと思います。特に連続使用がやや苦手なようで、高温による制御がかかってうまく焼けないことがあります。
(蓋を開けて少し時間を置けば大丈夫でした。)
あくまでも「究極の一枚」を追求しているトースターなのです。
お手入れ簡単
お手入れはとても簡単。プレートタイプなので、使用後に濡らしたキッチンペーパーで軽く拭くだけです。
このトースターは、一言でいうとかなり斬新なトースターです。数か月使ってみると、テーブルに置いているせいか愛着がじわじわとわいてきます。
「明日の朝食はどんなトーストを焼いてみようかな。」とか考えたりする時間もまた楽しみになってきました。
最後に一言伝えておきたいのが、我が家はトースターが10台あります。気分やシーンによって使い分けているので、「三菱ブレッドオーブン」がいまではなくてはならない一台になっています。しかし、家庭ごとにトースターへの要望や使用頻度は全く違うと思いますので、あくまでもご自身でよく検討してから購入ください。
あくまでも「究極の一枚焼き」のトースターです。