Dualit(デュアリット)は、1945年にイギリス創業の業務・ホテル用電気調理器具メーカーです。
日本の公式サイトでは、代表作のDualitトースターのみが紹介されていますが、本国サイトではケトル、コーヒーメーカー、フードプロセッサーなども紹介されています。
本記事では、トースター界のロールスロイスとも呼ばれる「Dualit(デュアリット)トースター」について、使い方・特徴・評価を取り上げます。
Dualit(デュアリット)トースターの特徴
Dualit(デュアリット)トースターは、トースター界のロールスロイスとも言われる逸品で、トースターの世界では最も有名な製品の1つです。
世界中から厳選されたアイテムが揃うザ・コンランショップなどでも取り扱われていて、お値段は1台約5万円です。
不朽の名作とも言われる所以、トースターとしての特徴について、見ていきましょう。
特徴①:職人による1台ずつ手作り、発売以来変わらぬデザイン
Dualitトースターが発売されたのは1954年です。現代でもクラフトマンシップが受け継がれていて、職人により1台ずつ手作りで生産されています。
▼英国の公式チャンネルにてハンドメイドの様子が紹介されています。
デザインも発売以来、変わらず、歴史を感じさせる独特なクラシカルなフォルムが採用され続けています。
「パンを美味しく焼く」ことを極めた究極の逸品は、トースター界のロールスロイスとも言われていて、トーストに拘る人には憧れのトースターです。
ちなみに、形状からポップアップトースターとして認識されることが多いようですが、焼き上がったあと自動でポップアップすることはありません。この理由については、後に触れます。
特徴②:美味しく焼くことを追求した究極のトースター
Dualitトースターは、天然雲母板を使用したヒーターが搭載されています。熱源の位置がとても近く、スライスしたパンの両面を一気に高温で焼き上げてくれます。
パンの水分が失われる前に、表面をカリッと焼き上げてくれます。オーブン型トースターとは違った焼き上がりになります。
この記事の最後に、SNSでの評価をまとめてありますが、「石窯で焼いたよう」と形容されている方が多く、表面の焦げ具合さえも美味しさになります。
また、サイドスリット付きの独特な構造なためか、パンが甘く焦げた香りが広がって、部屋中が美味しさに包まれるのも特徴的です。
右上の赤いボタンは、スロットの使用数の切替スイッチで、焼く枚数が1枚か2枚かを指定します。1枚の時は向かって左側を使います。
パンの焼き加減は右下にあるダイヤルで調節できます。余熱具合にもよりますが、大凡2ぐらいが一般的な焼き上がりになります。
先程、少し触れましたが、Dualitトースターはポップアップしません。タイマーが切れたらレバーを手で下げてパンを取り出します。
このレバー操作は、トースト中も行うことができますので、途中で焼き具合を確認することができます。絶妙な自分好みの焼き具合にするのに役立ちます。
レバー式は一見不便なようにも思えますが、美味しくトーストする上でとても重要な仕組みです。
特徴③:トーストできる食パンは6~8枚切り
トースターに入るパンの厚さについては「約15~20mm(6~8枚切り)を推奨」とされています。
上の写真は上限となる6枚切りを入れました。生食パンの方が滑りが悪く膨張している分、入れる時はギリギリでしたが、取り出すのはスムーズで、トースト具合も問題ありませんでした。
4枚、5枚切りを食しているという方は、基本的には不向きとなります。ただ、SNSを見ていると、5枚切りを焼いているという方もいたので、パンの種類によっては5枚切りでも行けるようです。
特徴④:パンくずトレイが取り出せて、お手入れも簡単
ポップアップトースターで気になるのは、縦に入れますので、下に落ちたパンくずです。
Dualitトースターは、底面がパンくずトレイになっています。完全に引き出せるタイプですので、お手入れも簡単です。
ちなみに、パンの上げ下げのレバーが下がっていると、パンくずトレイが取り出せませんので、この点は昔ながらのフォルムを守っているということで、ご愛敬です。
もう一つ、細かな特徴ですが、足の一つが高さ調節が可能なネジ式となっています。水平でない台の上でも、安定感を保てるようになっています。
同社の製品は豪華客船にも採用されていましたので、イレギュラーな環境にも対応できるよう、配慮が行き届いているのかもしれません。
Dualit(デュアリット)トースターの仕様
電源・消費電力 | AC100V・1000W |
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トースト枚数 | 2枚 |
ヒーター | 表・裏の両面 |
温度調節 | ダイヤル式の焼き加減調節(0~3) |
カラー | クローム/ホワイト |
外寸 | 26×21×22cm |
庫内 | パンのサイズ:6~8枚切り |
本体重量 | 3.0kg |
コードの長さ | 1.5m |
海外のモデルでは、スロットが3つ、4つのものがありますが、日本の公式サイトで販売中として掲載されているのは2スロットのみです。
3スロット・4スロットも掲載はありますが、「comming soon」と表記されていますので、将来的に発売されるのではないかと思います。
カラーバリエーションについては、ピンク、レッド、カッパー色などが海外のSNSで確認できますが、日本の公式サイトでは、クロームとホワイトの2種類のみとなっています。
Dualit(デュアリット)トースターのSNSでの評価・くちこみ
私は焦げる一歩前が好み。
#dualit で焼けば 私にとっては 最高の一枚に 最高の朝食に
石窯で焼いた様な感じになります。 そりゃ美味しいはずです!
20年モノですが 今でも毎朝いい仕事してくれます!
≫ Dualit(デュアリット)トースターの口コミ・感想まとめ